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銀の働き部屋

管理人銀河の、日記兼テキストサイトです。取り扱うジャンルは主にヤングガンガン連載のWORKING!!になると思います。最近は東方の霖之助小説を書くのにも夢中。どうかよろしくお願いします。リンクはフリーです。感想は常に受付中です!もらえたら泣いて喜びます

俺のお姫様  ルース×セリ  ブタイウラ小説





 では、小説を載せたいと思います。

 念のため、前回の記事の内容を適当にまとめると。

 俺が過去の小説を見直す→WORKING!!の小説で、何故かここに載せていない作品が見つかる
 →あ。じゃあこれを適度な感覚で載せていけば、俺が小説を欠片も書かずにゲームや昼寝に没頭してても誰にも責められることがないじゃん!? やったあ!!

 というわけです(待

 半分冗談ですが、これから適当な間隔をあけながら過去に書いた小説を載せていこうと思います。
 とりあえず今日の小説を載せたら、クリスマスに最新の小説を載せます。それから一週間・・・年明けして少しくらい経ったら過去に書いた小説を載せたいと思います。それからは、なるべく一週間前後でストックされてる小説を載せていく、って感じにします。

 では。今日の小説(何だこのコーナー

 うろんなページで、惜しまれつつも最終回をずいぶん前に迎えたブタイウラより、ルース×セリの小説を載せたいと思います。
 タイトルは、「俺のお姫様」。甘さは・・・原作通り?(ぇ

 この小説を書いたいきさつは、結構ハッキリと覚えています。
 がはこさんの大ファンの友人とメッセではなしていたら、セリの可愛さやばいマジやばくね?みたいなノリになってきて、友人がルースとの絡みが大好きだ、とか言ってたんですね? そしたら俺も何だか妄想したくなって、ワードで小説書いてたんですよ。そしたら、2時間くらいメッセしてたんですが、なんか出来上がったという感じです(ぇぇ
 過去に書いたものでもかなり最短に近いペースで書きあげた作品です。

 ・・・あとがきで色々書こうとは思うのですが、とりあえず軽い衝撃発言をしたいと思います。
 ・・・正直俺、ルースあまり好きじゃないんですよね(ぇぇ


 では、続きからでどうぞ。




 






「アレス。セリ見なかったか?」

アレスの部屋に辿り着いた俺は、部屋の扉を開けた。
そこにはいつも通り、アレスがベッドに腰をかけて本を読み、その横でリナカがご機嫌にその様子を眺めている。
 もう、お前ら2人の仲の良さは凄まじいな。
こう言うとアレスは冷たい目をする。何故だろう。

「セリ・・・? 知らねえよ。リナカ、見たか?」

「んー。夕ご飯食べてから見てないやー」

「そっか・・・」

 明らかに俺の声の調子が落ちたのを悟ったのだろう。
アレスは読んでいた本(俺が読んでも内容の8割は理解できなそうだ)を閉じて置いた。
普段なら本を読みながら話をするのだが、今日はよほど暇なのか?

「何だ、いねえのか。珍しいな・・・アイツがお前から離れるなんて」

「そう言って貰えると嬉しいけどな」

 少し照れくさくて頭を掻いた。
その様子を見て、アレスは溜息を一つ漏らした。
 俺はその意味がよく分からなくて首を傾げ、リナカも少し不思議そうだ。

「アレスー。元気無いの?」

 リナカが本当に心配そうな顔でそう聞いた。
アレスはリナカの頭を少し乱暴に撫でながら、俺の方を向いて話を始めた。

「なんつうかよ。しんどくねえのか?」

「・・・どういう意味だ?」

「いや、アッチ系の意味じゃなくてさ。言葉を話せないアイツと、いつまでそんな半端な関係続けているんだよ」

 突然そう言われ、俺は思わず目を見開いた。
まさか、そんな厳しい話を振られると思っていなかった。
俺は最初、少し笑い顔で何か言おうとしたが、アレスの顔は真剣だった。
珍しい。アレスはセリのことが嫌いなはずだ。なのに・・・

「ああ。お前の考えていること何となく分かるけど、俺が心配しているのはアイツじゃなくてお前だ」

 心をそのまま読まれてドキッとした。
今まで、ふざけ半分のようなノリでそういう話になったことはある。
でも・・・

「いきなり何だよ」

 俺は部屋の空気が冷たくなるのを少し感じていたが、心配そうに俺とアレスを交互に見ているリナカが可哀想に思い、無理矢理笑顔を作って答えた。
 しかしアレスは、雰囲気を変えることなく、俺にこう言った。

「アイツ、お前のことよく知らない、って泣いてたんだぞ」

「!!」

 その言葉を聞いた瞬間、心臓が掴まれたように痛んだ。
頭が急に締め付けられるように痛んで、アレスの言葉が耳の中で響いていく。

「・・・ま、どういう状況で泣いたかとか言ったりはしないけどよ・・・アイツが一番信頼しているのは誰だ?」

 そう言った直後、アレスは俺を指で指す。

「お前だよ。・・・一番信頼している奴のことをよく知らないなんて・・・可哀想って思わないか?」


 何も言えなかった。
ただ、アレスの言葉にそのまま、心で頷いていた。
気分が悪い。それは・・・アレスを不快に思う気持ちでは無い。

「・・・悪かった」

 そう言って、部屋から出て歩き出した。
随分と早足になっているのが分かる。動揺している。

 チクショウ

 自分が自分で情けない




「・・・アレス。ルースとケンカ?」

「・・・ケンカじゃねえよ」

 心配そうに声をかけたリナカの頭を、アレスはゆっくりとなでてあげた。
 なでられてリナカは嬉しそうに笑みを浮かべたが、ハッとしたように首を振った。

「だって、ルース悲しそうだったよ? 私、アレスがどういうこと言ってるかよく分からなかったけど」

「大丈夫だって」

 もう一度リナカの頭を撫でながら、アレスはルースが出て行った扉を見つめた。
 ・・・どうしようも無い奴だけど、アレスにとってルースは親友だ。子どもの頃から一緒に育ってきた、大切な。
 もちろん、セリもそうなのだが・・・。アレスは深くは考えないことにした。

「あいつはセリが大好きだし、セリもあいつのこと大好きなんだからな」

「・・・私達と同じくらい?」

「・・・知るか」

 少し頬を赤くしながら、アレスはぶっきらぼうに答えた。






「クソッ」

 俺は、部屋に帰ってくるなり自分のベッドに拳を叩きつけた。
しかし、力加減はしっかりした。以前同じようにベッドを叩いてベッドを壊したことがある。ベッドというものはどうやら丈夫な物では無いらしい。

 そのまま、ベッドに横たわる。なんだか、急に疲れてしまった。
もう、セリを探さなきゃ、という使命感は消え失せていた。

 何が、探さなきゃ、だ。

セリを心配させたくないから。
そんな理由で隠し事ばかりで。

当然、その選択は間違ってはいないはずだ。セリを心配させたくない、というのは本当の俺の思いなんだから。

 でも、そんな配慮は・・・本当の愛情か?
 セリに本当の俺を一切見せないようなことが・・・愛情か?

「分からないなあ・・・」

 俺は、結局彼女に何をしてやれているのだろう。

 まず、自分でも、これはいい事だと思うことから上げていこう。

 悪い虫がよりつかないようにしているのは間違ってはいないはずだ。

 でも、隠し事が多くて、何かある度に真実を伝えなくて。
気を遣っているといえばそうかもしれないけど、甘やかしているといえばそうだ。

 甘やかし・・・すぎかな。


「・・・アレスは立派だな」

 あいつがそんなにリナカと清純な関係で無いことは知っている。
でも、アレスは俺よりは責任力があると思う。

 怪我の世話をしているし、頭もいい分リナカを理解できていると思う。
 まあ・・・清純では無いが、責任も取っているといえば取っているしな。

 もちろん、そういう責任を取ることが一番いい、とは俺も思ってない。
あくまで、責任の取り方の一つだ。

 何より、アレスはリナカを叱ってやれている。
アレスも、リナカに甘くする時はある。

 でも、俺は甘やかすだけで、叱りもしない。
今まで、それでいいと思っていた。それが、愛だと。

 でも、ああいうことを言われると、そのことだけでなく、他の事全てまで自分の行動に嫌悪を感じてしまう。

 あの時ああしていればよかった。
あの時、しっかり言えばよかった。
後悔ばかりがどんどん出てくる。

 最終的に、一つの結論に至った。

「可愛いがるだけじゃ・・・ダメ・・・だよな」

 決めた。ここまで悩むのなんか俺らしくないし。
もう少し・・・もう少しだけ、厳しくセリと接しよう。
その方がセリのためにも・・・俺のためにもなる。
普段から怒ってあげたほうが、俺がいない時の寂しさも減るはずだ。
 ・・・あ。でもセリが俺を頼ってくれなくなったら・・・。
 い、いやいや! 余計なことを考えるな! 俺!

「・・・じゃ、行くか」

 探さなきゃ。
そして、何所へ行っていたのか。心配かけるな。・・・そう叱ろう。
自分の顔が、さっきより大分晴れ晴れとしているのが分かる。アレスに、ぜひとも感謝したい気持ちだ。

「よーし! セリどこだ・・・」

 意気込んで扉を開けた瞬間、固まってしまった。

 扉の先にポツンと立っていたのは・・・愛しの彼女。

「・・・セリ」

 そう呟くと、セリは俺を見上げて、口を開く。
俺は、長年の経験から、それだけで何を言おうとしているのかが分かる。

『遅くなって、ゴメン』


『いいんだよ。そろそろ寝ようか』


 今までの俺だったら、笑顔でそう言って部屋にセリを入れるだろう。
でも、決めたんだ。厳しく接しようって。

 心を鬼にする、というのは、正にこの状況なのだろうと分かった。
 少し怒るだけで、こんなに胸が苦しいなんて・・・
でも、俺は決めたんだ!

「セリ! ダメだろ、心配かけちゃ!」

セリが目を閉じ、肩を震わせた。
俺はそんなセリの姿を見て、もう泣きたくなってしまった。
いつも可愛いセリが怯えている。しかも、怯えさせているのは俺だ。

 もう、この辺でいいかな・・・十分反省していそうだし。
 しばらく前の自分の意志など吹き飛びかけて、とりあえずセリに何か言おうとした。

『あの・・・その・・・』

 セリが口を開いた。
非常に戸惑っている様子がその唇の動きから分かる。
その綺麗な目には涙が浮かんでいる。

 胸が破裂しそうに痛い。多分、俺も少し涙ぐんでいる。
本当に甘いなあ、と心の底から思う。涙目のまま。

「とにかく、これからは早く帰って・・・」

 もう一度、もう一度だけ、心を鬼にして叱ろうとする。するとセリが突然、後ろに隠していた両手を目の前に差し出してきた。

 覚悟を決めていた俺は、その両手に上に乗っかっている物を見て、唖然とした。

 大きな・・・花冠。

 白い花を何個も組み合わせていると分かるその冠が、俺の目の前で可憐な香りを出している。
 セリの手をよく見ると、微妙に緑色の汚れがついている。・・・草だ。草の液だ。

 本当に、思考が停止した。

 とにかく理解できることは、セリは俺に花冠を差し出しながら泣いている。
その目から小さな雫がポロポロと流れ落ちている。
雫はゆっくりと頬を伝い、床に落ち、染み込んだ。

「これ・・・作っていたのか?」

 そう細い声で聞くと、セリは泣いたまま頷いた。
それだけで頭をぶん殴られた気がしたが、耐えて続けた。

「俺のために? ・・・こんな、遅くになってまで?」

 そこまで聞くと、セリは顔を上げて小さな口を開いた。

『外に綺麗な花が咲いていたから・・・ルースに・・・付けてもらいたくて・・・!』

 話している途中で、セリはまた目を閉じて泣き出した。


 馬鹿じゃないか、俺は。

 また、セリを無駄に傷つけた。
せめて、何で遅くなったかを聞くべきだったんだ。
それを・・・俺のために遅くなったセリを・・・!!



「ゴメン」

 そう言って抱きついた。頬が熱い。俺も泣いてしまっているのだろう。
顔をセリの肩に乗せるような状態で、腕に少し力を入れた。
 腕の中のセリが少し固くなったのが分かった。いきなりのことにビックリしているのだろう。
俺は力を緩めず、ひたすら謝り続けた。

「悪かった。ゴメン。俺が・・・悪かった。泣かないでくれ」

 そんな感じでしばらくそうしていると、セリが離れたがっている。

 その時点で、嫌われた・・・と思った。
 力無い動作で腕をセリから離した。

 目を合わせられずに、しばらく俯いた。
もう、このままサーカスを飛び出そうか・・・本気でそう考えていた。

 ポン、ポン。

 そんな音が頭から聞こえて、セリの顔を見た。
その顔にはまだ涙が浮かんでいるが、あまり悲しそうには見えない。
むしろ、ほんのりと頬が赤く、照れているという感じだ。

『かぶって・・・』

 そう言われ・・・俺は微笑んだ。

「かぶせて。・・・お姫様」

 ゆっくりと、花冠が俺の頭にはまっていくのが分かる。
そして動きが止まり、セリが頭から手を離した。

 その顔は、とても明るい。

「どう? 似合ってる?」

 少し虚ろな目でそう聞いた。
セリはそんな俺の顔を気にすることなく、頭を見て、笑顔を絶やさない。

 その笑顔が・・・最高だった。
最高に・・・癒される。この笑顔があれば何もいらない、そうまで思えた。

 彼女はしばらく見とれていた後、ハッとしたように口を開いた。

『似合ってる!』



 ありがとう






「よう、見つかったのか?」

 次の日の朝、アレスとの出会い頭にそう聞かれた。

 俺は何も答えず、朝食を取ろうと歩いた。
その後を、セリが可愛らしくトコトコとついてくる。

「・・・どうだ。何か考えてみたか?」

 そう聞くアレスの声に、ちょっとだけからかいの意味がこめられている気がした。

 俺はそんなアレスに向かって一言。

「今のままでいい」

 笑顔で答えた。

 そうだ。確かに、アレスとリナカみたいに、叱ったりすることも大事なのかもしれない。それは、昨日の夜確かに思えたことだ。
 でも、わざわざ心を鬼にして。あんなに精神的に疲れて。

 ・・・なにより、セリを泣かせてしまうくらいなら、心を鬼になんて絶対にしたくない。

 アレスは少し唖然としたように固まっていたが、小さな溜息を一つつき、返答した。

「・・・ま、それが一番、お前ららしいわな」

 そのアレスの皮肉の入った声を聞き、セリは少し気を悪くしたようだ。俺の腰に手を回し、抱きついてくる。
俺はそのセリの頭を、十分に撫でてあげる。

 そして、アレスにもう一回、言ってやった。

「可愛いだろ? 俺のお姫様」

 俺の頭には、花冠の1枚の花びらが、ちょこんと乗っかっていた。









 あとがき

 えー。これはだいたい・・・3年ほど前に書いた小説だと思われます。当時はブタイウラもバリバリ連載中でしたね。
 ・・・正直、最後にブタイウラを見たのが最終回が更新された辺りなので、話の内容をあんまり覚えてないのですが、相当ハマっていた時期に書いてたと思うので設定の問題などはないと思います。
 まあ、昔書いた作品ですので、その辺りに更新されていたネタの話とかが交じっているかもしれませんね。

 えー、で。ブタイウラのキャラに関することなんですが。・・・そういえば俺ブタイウラの話は一回もしてない気がしてきた。いや、見てたよ? もちろん見てたからね?
 おっぱい好きの俺としては、もちろんシンヤとリナカは大好物ですよ!!!(死ね
 そしてハッキリ覚えているのが、トップ絵がいつだか更新された時に、セリのおっぱいの進化ぶりにめっちゃ興奮してたことね。俺はおっぱいしかないのだろうか。ないね(ぇ

 んでルースがあまり好きじゃない、という件なんですがね?
 ・・・俺は、束縛しまくる男ってのがあんまり好きじゃないんですよね。いや、セリとルースは両想いだからまだいいと思うんですが、ルースの守りが鉄壁すぎて、他人の入る余地が一個も無いなあ、と。
 んであんだけ束縛してるにも関わらずヘタレ、という・・・その中途半端さにもいちいちイライラきてたというか・・・。まあ、ハッキリ言うと嫌いなんですがね(ぇぇ
 だってさ。セリ夜は生足だよ? あり得ないでしょ? もう生足のセリと一緒に寝る、なんて一度考え出したらいろんなものが止まらないでしょ?(お前本当に帰れ

 ブタイウラはWORKING!!と比べると性的な描写が多くて良かったなあ。もちろんどっちも大好きですがね?
 俺が一番好きなキャラは、アリです。何でかって? まるで俺のようではないか!!!(ぇぇ
 らくがきまんがを見返していて思ったんですが、アリと佐藤さん本当に似てるなあ。
 シンヤとアリって一緒に働いてたけど、どうなんだろ・・・? 生々しい関係なのかな?(もうやめろ

 蛍火さん、こんなんでよかったでしょうか~?(ぇ
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コメント

……あ、なんか万事屋的な人になった。恐るべしタイプミスの罠w

あらためて。

ぐっじょぶですよ銀河さん!
セリ可愛い!セリ可愛い!俺のお姫様?何言ってるんだセリはみんなのお姫様だろ!?(落ち着け

まあ、最後には確かに責任も取りましたが、確かにルースって鉄壁すぎなんですよね。漫画だから、って言ってしまえばそれまでですが、正直ルースがいつまでも煮え切らなかったからセリの声だって戻るの遅かったんだよ!とは思いましたし。


ああ、懐かしいな……。連載追っててあのシーンは本気でびっくりした……。


世界観が現代じゃないぶん色々やりたい放題してたあの世界に久しぶりに触れることができて楽しかったです……ほんとに…ちょっと連載読み返してこようかな……(寝ろ


この話の一番の功労者はアレスですねわかります。
ごちそうさまでした!
2009-12-18 Fri 01:07 | URL | 蛍火メイ [ 編集 ]

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