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銀の働き部屋

管理人銀河の、日記兼テキストサイトです。取り扱うジャンルは主にヤングガンガン連載のWORKING!!になると思います。最近は東方の霖之助小説を書くのにも夢中。どうかよろしくお願いします。リンクはフリーです。感想は常に受付中です!もらえたら泣いて喜びます

佐藤潤となかまたち ギャグ小説 佐藤・足立・吉田など

 リンクを貼っていただいたので、お返しという言い方は失礼ですが、こちらからもリンクを貼らせていただきました。以前から拝見させていただいているサイトでしたのでもうやっぱり嬉くて泣きそうです。永遠に慣れないと思います。リンク、ありがとうございました!!

 ここに初めてのギャグ小説を載せたいと思います。

 その前に諸注意が。
・キャラが壊れています
・あまり詳細が描かれていない内容(もしくは俺が知らない内容)なので、俺の妄想で色々と設定が追加されています
・最初と最後で何か無駄にシリアスになってます。理由は終わり方が全く分からなかったからです(ぇ
・俺の書くギャグは、普段以上に文章力が崩壊します。あと無駄に太文字を使います

 これらの諸注意を読んだ上で、バンドチーム(佐藤・足立・吉田) タイトル『佐藤潤となかまたち』どうぞ。


















「お疲れ」

「お疲れー佐藤君」

 普段通りにバイトを夕方に終えた俺は、相馬に軽く挨拶をしてから更衣室に向かう。
 今日も八千代のおかげで微妙にストレスが溜まったといえば溜まったが、そうそうめげてもいられない。こんなのでめげているようでは胃薬があっというまに底を尽いてしまう。

 着替え終わり、私服で裏口から出ようとすると相馬に話しかけられる。

「佐藤君はすぐに家に帰るの?」

「いや、今日は用事がある」

「・・・何?」

 俺は裏口の扉を開きながら言った。

「バンドの練習」

 空はまだ明るく、夕焼けが俺の体を紅く染めた。
 扉を閉めてから自分の車へと向かう。
 車に着くまでに煙草を銜え火を点ける。
 煙を吸い、紅い空へ向けて吐き出す。それからポツリと呟いた。

「あいつらもう来てるかねえ」





「あの二人着いているみたいだな」

 俺達がバンド活動の拠点としている、古ぼけたクラブの駐車場に車を止めながら呟いた。
 駐車場には、既に足立の車と吉田のバイクが止められている。
 クラブの客では無いであろう車も何台と止められているが、ここの店の主人はお人よしなのか注意などの類は一切しない。

 車から降りて、どっかの馬鹿が描いたのであろう、落書きだらけの階段を降りていく。
 階段を降りきり扉を開くと、誰もいない店内の中に、頭には白髪の混じった中年のマスターがカウンターでコクコクと頭を揺らしながら寝ていた。

「おう、おっさん。元気か」

 そう話しかけると、マスターはハッと目を覚ましてから俺を見る。
 少し微笑むと、すぐに水割りの焼酎を出してくれる。

「もう足立くん達は来ているよ。これは私の奢り」

「わりいなおっさん」

「何、少しでも活気が出ると嬉しいのさ」

 俺は焼酎をいっきに飲み干す。水で割っているため飲みやすく、悪酔いすることもまずない。
 グラスを置いて、すぐに控え室に向かう。
 その途中で、店内の壁際の中心に位置する小さなステージに目をやる。
 この店は、たまにバンドのグループがこのステージでライブを行う。
 普段は活気の無い店内が、ライブを開くと人が増え賑やかになる。俺達もライブをしないかと毎回言っているのだが、足立が断固拒否して仕様が無い。
 とりあえず、控え室へと向かう。このクラブの控え室は楽器が備え付けられており防音機能もあるためバンドの練習が可能となっている。
 俺達は週に一回、その控え室に集まりバンドの練習をしているというわけだ。

 控え室に辿り着き、扉を開く。


「悪い。少し遅れた」

 広がっていた光景は、

「なあ足立!! このグラビアどう思うよ!?」

「い、いや俺はそういうのには興味は・・・」

「この胸と足がさあ! おお佐藤! このグラビア」

 吉田が言葉を言い終わる前に近くにあったギターケースでぶん殴る。
 綺麗に頭に炸裂し吉田が崩れ落ちる。

「悪い足立。遅れた」

「いや、俺らもそんなに待ってないし」

「お前らもおっさんから酒貰ったか?」

「まあね。おかげで少しふらふらするよ」

佐藤――――!!!

 吉田が復活。ウゼエ。

「何で殴ったんだよー!? そして何普通に足立と話してるんだよ! 誰かが足りないよ!? だーれーかーが足りないよ!?」

「足立。コイツって何でバンドに参加してるんだっけ

「え。さ、さあ」

「ぎゃー冷たい! お前の瞳は絶対零度かコノヤロウ!」

 とまあ、普段となんら変わらない会話を交わす。
 足立は常に苦笑い。俺は大抵吉田の話を聞き流し、吉田はウザイ

「大体お前金ねえんだろ。そんなグラビアどこから持ってきた」

「ゴミ置き場にあったー!!」

「悪い。お前死ぬ

「死ぬ!? もう悪口じゃないじゃん! 宣告じゃん!

「死に方はグラビア死にだな」

「な、何か幸せそう!!

「グラビア死には、死ぬ時のポーズがグラビアアイドルのポーズになる

「は、恥ずかしい!!」

 相変わらず面白い反応をする男だ、と俺は純粋に感心した。ウザイけど
 コイツの口は減らないんだろう。まあ、俺らもそれにすっかり慣れてしまった。本当にウザイけど

「お前はそんな事しか言えないのか!」

「言わせているのはてめえだろ」

「お、落ち着いて二人共。バンド練習しようよ」

「こうなりゃ足立も巻き込んでやる!! そっちの方の彼女とはどうなっているんだ!」

「え!? いや、彼女じゃないし!」

「とっとと吐けよこの幸せエンジェル

「どうした佐藤!?」

 ったくこのヤサ男が。俺より絶対数倍はマシな位置にいるよコイツ。
 と心の中で毒舌を吐いてみる。悔しくなんか無い。

「本当に何も無いよ。むしろ最近は・・・」

「何だ別れたかざまあみろ

「本当にどうしたお前!? そんなんじゃないからな!?」

チッ

舌打ち!!?

「そういや佐藤はどうなんだよ! いるんだろう惚れているチーフ」

 ゴッ

「・・・足立。佐藤がもの凄く重く殴ってきた

「うん。見てた・・・ビックリした」

「うるせえんだよこの幸せ番長どもが

幸せ番長って何!?

「進展が無くて悪いか。お前らに分かるかこの生殺し状態が。お前、胸の谷間を見せられてどうすればいいんだ

「お前という人間に何が起こったんだ。まあ、とりあえず話してみなよ」

 足立にそう言われ、俺はこの悪友達に事の流れを話すことにした。

「まず、休憩時間になったから休憩室に向かったんだ。そしたら・・・」

「そしたら?」

「奴の谷間が!!」

中学生かお前はああああ!! 話が全く理解できんわ!」

「お前・・・あんな大胆なコスプレを目の前で見せられて俺はどうすればいいんだよ・・・!!」

「えっと、全く経験が無いんだけど」

「そういや、足立はその村主って人とはどんな感じで話したりしてるんだー?」

「え・・・? ・・・・」



 以下、足立と村主さんの過去の会話


『足立君、はいこれ』

『ぎゃあ冷たっ! 氷!? 村主さんやめてよ!』



『そういえば足立君の夢を見たわ』

『え、どうだった?』

『・・・ごめんなさい』

『えっ、あ、いや・・・いいけど』





・・・何を話しているんだろうな

聞いているの俺なんだけど

「はあ。お前らみたいな幸せドスコイと話していても俺には何の変化も無さそうだな」

「し、幸せドスコイ!? 何で今日のお前はそんな不思議発言を繰り返す!?」

「分かるか。目の前で最高の笑顔で話していてもよく考えてみたら話の内容が全部恋敵についてという虚無感というか絶望感!!

「もはや絶望まで達するのか・・・」

「絶望した。今更ながら叶いそうにない恋に絶望した・・・!」

 そこまで俺が言うと、吉田が急にくっくっくと不敵に笑い出す。

「そんな微妙なお前らに、俺と彼女とのラブラブ武勇伝を聞かせてやる!!」

てめえぶっ殺すぞ!!

「佐藤落ち着け!! そこまで人格崩壊させるとそろそろ怒られるぞ!!

「よーし!! まず武勇伝その一!!」

 俺の怒りなど全く届いていないのか、全力の笑顔で話し始める吉田・・・いや、馬鹿。ばーかばーか

「俺の部屋を彼女が掃除してくれた時・・・グラビアの切り抜きをグラドル毎に分類してくれた!!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

へ、へえ』←可哀想で何も言えない

「後はそうだなー! 何かグラビアがたくさん載ってる雑誌をやたら買ってきてくれた!!



「吉田。彼女に土下座してこい

「・・・やっぱり怒ってるのかな」

自覚があった!?

 ・・・やはりコイツは馬鹿だ。
 ふう、と溜息を付いて、古ぼけた天井を眺める。吉田と足立が何かを話しているみたいだがもう特に興味は無かった。
 話しただけすっきりした。こんな事を気軽に本気で話せるのは、コイツらくらいしかいなかった。
 煙草を口に銜える。火を点ける。・・・煙を吸う。

「・・・さて、馬鹿話もこのへんにして練習するか」

 そういうと、足立と半泣きの吉田は会話をやめて微笑んだ。


 音楽は好きだ。
 何時もと違う自分になれる気がする。
 仲間と溶け込むような一体感が好きだ。それは、足立も吉田も一緒だと思う。

「足立、今度ライブやろうぜー。俺彼女連れてくるし!」

「ええ!? や、やだよ!」

「マスターに話してステージ予約してもらうとするか、吉田」

「さ、佐藤まで何言うんだよ!!」

「やかましい。この幸せノッポ。じゃあ、行くぞ」

 幸せノッポと言った瞬間足立は驚愕したようだが、すぐに意識を集中させる。
 そして、俺達の練習が始まった。


 ファミレスでは苦労して。
 クラブでは馬鹿騒ぎして。

 でも、


 こんな日常が、たまらなく大好きだ。








 あとがき

 最後辺りはもう何も言わないでくださいお願いします(ぇ
 この3人の組み合わせもう大好きです。楽しそう。本当に楽しそう。
 でも、佐藤はギター・吉田はドラムってことしか知らなくて肝心な音楽の方はまるで書けませんでした。俺詳しくないしなあ楽器。
 今時クラブで練習するのかとかは知りません。「BOY」ってマンガで書いてたから書きました。
 あと吉田バイク乗れるのかな・・・貧乏なんだよなあ・・・。燃費とか大丈夫なのかな。

 もう分からないことばかりですが、僅かでも笑ってもらえたのなら幸せです。
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